本来、総統府の警備体制は2つの異なる部隊、すなわち国防部所属の警備連隊第1中隊と総統直轄の側近警備大隊から構成されていた。1954年に国防部はアメリカ軍を参考にし、国軍の再編が実行された。そこで各軍事官庁の警備任務が憲兵司令部に統合され、それぞれの官庁警備隊が独立憲兵大隊に改編されることになった。総統府をまもる2つの部隊もこの時に合併され、憲兵独立第1大隊の部隊番号が与えられた。そして1956年に憲兵第211大隊と改称し、50年間変更なく現在まで至る。政府中枢部を守る伝統から「鉄衛営(鉄の砦のような部隊)」といわれている。
